どうもぽんちです。
「移住したいけど、都心と比較して田舎暮らしでは、働き口無いでしょ不安だよ。」と思われている方もいるんじゃないでしょうか。
都心から引っ越し、田舎暮らしをするにあたっては、職業も合わせて考えなければなりませんよね。
移住を検討された方は、ぜひ今回の記事を見て事前にリサーチして不安を解消していただけたら嬉しいです。
移住先での主な職業11選
一次産業(農業・林業・漁業など)
田舎暮らしを希望する方の多くは都会に疲れ「自給自足の生活がしたい!!」と考えているのではないでしょうか?
実際、地方に行くと畑や田んぼそして牧場などあることから一次産業に目が行きますが、高齢化によって生産効率が低下し、後継者不足が課題となっています。
ただ、今後は機械化やドローンを始めとした、テクノロジーの発展により「人の作業を最小限に抑える」「生産効率を上げる」事が期待できます。
私は、今後一次産業はライバルが増えてくるため、先に良い土地に入ることができれば・・・他の新規参入者より利益を上げることができるのではないかと考えています。
また、「半農半X」という言葉をご存じですか?
自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は「X」、つまり自分のやりたいことに費やすという生き方です。
塩見直紀(半農半X研究所)氏の著書『半農半Xという生き方』(ソニー・マガジンズ新書)にも、「小さい農」を営みながら、自分が、心からやりたいと思うことをやっている人たちがたくさん紹介されています。
私は、一次産業を仕事にするのは先見の明があると思います。
農業ができる自治体探しとして次のサイトを参考にしたのでリンクを貼っておきますね。
参考:全国新規就農相談センター
林業に特化するならば、緑の雇用という制度もあります。
林野庁が、未経験者の方でも林業に就き、必要な技術を学んでもらえるように林業経営体に採用された人に対し、講習や研修を行うことでキャリアアップを支援するという制度としてあるようなので参考にしてください。
地域おこし協力隊
私のブログでは何度も紹介させてもらっていますが、説明します。
国の資料を引用すると次のとおり、
「地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地元ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地元支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「協力活動」を行いながら、その土地への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。
令和2年度で約5500名の隊員が全国で活動していますが、この隊員数を令和6年度に8,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、協力隊等の強化を行うこととしています。」
簡単に言うと、準公務員として働きながら、地域を活性化する。国も力を入れはじめ隊員を増やしていきたい。
ということです。
国がプッシュしている今、これはチャンスなのです。
地域おこし協力隊で、好きな場所で働けて、かつ副業もOKです。
参考:地域おこし協力隊のサイト
起業
田舎での起業では、自治体が支援してくれる場合も多く関東圏内よりも自己資金が少ない状況で始められます。
たとえば移住資金20万円、転入奨励金30万円、新築住宅購入奨励金200万、新規開業店舗の改装費用30万、家賃補助、空き家バンクの紹介などの創業資金や紹介をしている自治体があります。
また、井戸を使う地域によっては年間1万円ほどで使い放題という所もあるし、人件費も、地方は最低賃金が都会より低いので割安のコストで従業員を確保できます。
さらには、空き家が多い状況を利用し、空き家をリフォームし店にすることも可能です。
その土地ならではの物をブランド化できれば、地元の人も外部の人も購入することができます。
いつでも新しいアイデアを探すのは、非常に難しいです。
しかし、誰も挑戦していないからこそ、ヒットしたときの成功は大きくなります。
都会よりも小さく始められること間違いありません。
事業継承
地方では高齢化が著しく進んでいて働き手が不足しています。
後継者が不足してしまっていて事業をやめようと考えている会社も少なくないです。
個人経営レベルの小さな事業所もあれば、比較的中規模の企業もあります。
このような会社の事業承継をすれば、その地域で経営者として事業を展開することが可能です。
承継をすると事業のシステムが構築された状態で始められます。
既に利益を上げるための仕組みがあり、既存顧客、提携業者とのつながりもあります。
一通りのものが揃っているので事業を続けやすく、失敗するリスクが低いと考えられるのです。
都心で働いた経験を活かし、地方の中小企業で経営者の右腕となり運営する。
そして、その地で根付いた業務をしっかり継承することは、地元としても継続でき自分も地域住民も双方にメリットがあります。
民泊・ゲストハウス
空き家を活用して参入することができます。
家の値段も比較的安いし、空き家をリフォームする場合は自治体からも補助金が出る場合もあります。
海や山の近く、観光地がある場合は、多くの収益が出る可能性を秘めています。
特に海付近では、サーファーの需要などがあります。
観光地付近でない場合は、ブランディングが必要になると思います。
例えば、近隣農家と連携して、体験農園ができるとか、体験乳しぼり(アイス付き)とか考えるのも良いですよね。
web関係
コロナにより在宅ワークができる環境が整ってきました。
パソコン1台あれば仕事ができる、ウェブデザイナーやプログラマーは田舎暮らしでも困らないのではないでしょうか?
実際、離島に移住した方でも、パソコンスキルがあれば生活できているようですよ。
地元企業への就職
安定していると思います。
UIターンとなると情報収集が大変なイメージがあると思いますが、東京や大阪でもUIターンフェアやセミナーが多数開催されています。
さらには、自治体によっては、地元企業に就職した場合補助金がでる場合もあります。
地方では製造業や寮付きの工場もあるようです。
私は、山梨県で以前探していたので参考に載せておきます。
参考:山梨県移住支援金制度
後ほど、おススメの転職サイトとエージェントを掲載します。
地方公務員
どこの自治体にもあります。
安定した職業 ナンバー1です。
私の場合は、公務員を退職する身分ですのでおススメは難しいのですが・・・
世間一般には、安定していますよね。
中途採用も含めて全国の公務員試験情報を知りたい方のために載せておきますね。
参考:公務員試験情報
パン屋
その地域で生産した小麦で作る本格的な窯焼きパン屋はどうでしょうか?
耕作放棄地が多い現状を逆手に取り小麦を植えて、その小麦で作る。
売上げが大きくなれば、近くの他の人にも小麦を育ててもらってそこから仕入れてということもできます。
しかも、田舎の場合は地域にパン屋がないこともしばしばあるので、人気店になる可能性も。
カフェ・レストラン
田舎でカフェやレストランなどを経営するメリットとしては、食材との距離です。
地域の中に溶け込むことができれば、毎日のように農家の皆さんが野菜を届けてくれるれます。
その日に頂ける野菜などでメニューを変えたりするのは大変だけれども、ライバル店が少ないこと、コンセプトメイキングができれば良い収入になること間違いなし。
保育士(介護士)
コロナの影響で人々が都心から地方へ移住することに伴い、保育士も必要となります。
大都会と比較して、1人1人の子供に目を向けられることや、親御さんとの距離も近くなることが予想されます。
保育士免許を持っていれば都心・田舎にかかわらずどこでも働くことができます。
さらには、公立の保育園で努めることもできますので、将来田舎暮らししたいと考えている方は保育士免許を取ることも視野に入れていただければと思います。
同様の理由から介護士も働き口もあるようです。
アルバイト(番外編)
リゾートバイトってご存知ですか?
いきなり、移住するのが不安な方は、住み込み・泊まり込みのアルバイトえあり、部屋代・光熱費といった、生活費が無料のリゾートバイトがおススメです。(食費は1日2食出してくれるところや、3食出してくれるところもあるようです。)
人気の土地は何といっても沖縄のようです。20代や30代の前半の方は経験としてどうでしょうか?
最後に
移住と仕事はセットで考える物です。
ただ、田舎が好きだから、都会が嫌だからと駆け出して行く方も多いようです。
私自身、移住を検討するにあたり様々な本やネットでのリサーチをしました。
スキルが無いのに、いきなりフリーランスは厳しいようです。
後悔して実家に帰る方が多いとの情報も書かれていました。
やはり、フリーランスをするにしても、地元で定住して住民との信頼関係やスキルがついてからのフリーランスとなるのかなーと考えています。
ただ、副業として、ブログや物販そして動画編集をするのはおススメです。
副業といえども本気で稼ぐつもりでやらなければ、「帯に短し襷に長し」
です。
つまり、中途半端で時間だけ使っていることになりかねません。
きちんと作戦立てて移住をしましょうね。
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